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Next Moonshot

道楽を追い求めている男のブログです。

AKBの総選挙で考えたリーダー像あれこれ

昨日に引き続き、AKBの総選挙スピーチネタ。前回は次世代エース候補の宮脇咲良さんと島崎遥香さんを挙げたので、今回は総監督の高橋みなみさんと、次期総監督の横山由依さんを取り上げたいと思う。

高橋みなみさんのスピーチは、さすがの一言だった。よくまとまっているし、彼女のスピーチで鼓舞されたメンバーはかなりいるだろう。総選挙の結果が悪くて、辞めたいと思ったメンバーは少なからずいただろうが、だいぶケアできたのではないだろうか?

では、横山由依さんのスピーチはどうだったかというと、お世辞にも上手いスピーチだったとは言えない。というよりは、一歩間違えると、放送事故だった。このスピーチを見て、「次期総監督なんて出来るのか?」という声がファンから出るのもおかしな事ではない。

だが、僕はあのスピーチの様子をみて、「これで良い」と思った。
むしろAKBはもっと良いグループになる可能性を感じている。

というのは、僕自身、前職では20代向けにコミュニケーションやリーダーシップの研修やセミナーを主催する会社に勤めていたので、わかるのだが、高橋さんのあのスピーチは本当にスゴいし、天才的に見えるが、実はあれは経験と努力で生み出せるスキルなのだ。

そういう意味で、高橋さんは「努力は必ず報われる」という言葉を本当に体現している、努力の人なのだと思う。あの領域に至るまで、どれだけの苦労をしたのかを考えると頭が下がる。

では、横山由依さんはどうかというと、まずスピーチでも高橋みなみさんの顔芸や、司会の徳光さんのアシストとか、ファンの応援の声とかに助けられている。ていうか、いつの間にかスピーチからインタビュー形式になっていたりするわけ。

さらに言うと、速報結果が20位だった時には、後輩メンバーから、応援のメールが来ているし、同期の島崎遥香さんも彼女と一緒にこれからのAKBを盛り上げたいと言ってもらっている。先輩からも後輩からも盛り立てられるタイプのリーダーなわけだが、こういう人徳はテクニック論や努力だけでは不可能。

さらに、最後のほうでは「AKBを100年愛されるグループ」にしたいと言っている。うまくオチにしたとも考えられるが、本心でそうなって欲しいのだろう。小さくまとまりやすい日本社会で、大きなビジョンを描けるのは、それこそが才能だと僕は思う。

組織のリーダーは必ずしも実務の能力に長けていなければいけないわけではない。むしろ何でも出来る人は全部自分で背負いこんでしまい本人の器以上には組織が成長しない。苦手な事は得意な人にやってもらえば良い。

そういう意味で、横山さんは横山さんなのだから、別に高橋さんになる必要はない。そもそも環境が人を育てるのだから、頑張ればスピーチも上手くなるだろうし、どうしてもダメなら指原さんや宮脇さんあたりにやってもらえば良いのだ。

 

 

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