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Next Moonshot

道楽を追い求めている男のブログです。

本当のヒーローと、誰かを助けるという事

先日、友人から、友人の親友の苦境についての相談を受けた。

 

友人も、その親友も、どちらも女性だが、その女性は職場でも恋愛でも問題を抱えていて、経済的にも大変な思いをしているという話だった。

 

特に僕の友人は、その女性の恋愛のほうの問題について、とても心配していて、一刻も早く別れたほうが良いと考えており、その事を、どう伝えれば良いかと相談を受けていたのだ。

 

そこまで聞いていて、ふいに数年前の自分を思い出していた。当時の自分も誰かを心から助けたい、救い出したいと思い、やっきになって動いていたことを。

 

しかし、あの時の自分は随分と思い違いをしていたように思う。あの時の自分は、目の前の人を助けたいというよりは、ヒーローになりたかったのだと思う。そして、そんな力も意志もなかったのだ。

 

ところで本当のヒーローとは、どんな人間なのか? 簡単にいうと、最悪の事態を起こる前に事前に察知し、対応する人間だ。しかし、その功績はほとんどの人には伝わらないし、ただの迷惑に感じられるのだ。

 

なぜならば、未然に悲劇を防いだら、その悲劇は起こらないのだ。起こらなかった事に気づくというパターンは稀だ。テロリストを防ぐために鎖国を主張する人がいたとしたら、ほとんどの人からすれば迷惑でしかなく、感謝など仕様がない。要はおせっかいだ。

 

誰からも感謝されず、大事な人からも恨まれるかもしれない。他人の人生に介入するという事には覚悟が必要だ。そして、そこまでの覚悟で介入をしたとしても、結局人生の選択は本人に任せなければ、その人を本当に助けたことにはならない。ただ自分の思い通りに動く人形を増やすだけだ。

 

だから、本人が大事な決断する時に、勇気を出せるよう、隣にいて、そっと背中を押してあげること。それが誰かを助けるという事なんだと思う。ヒーローにならなくても人は救える。

 

 

 

オール・ユー・ニード・イズ・キル』、何度も死を繰り返しながら、世界を救う物語。日本の小説をハリウッドで映画化したものだが、とても面白かった。

 

ヒーローは人知れず世界を救う。