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『奴隷のしつけ方』時代遅れなようで普遍的な人材活用術

 

奴隷のしつけ方

奴隷のしつけ方

 

 

『奴隷のしつけ方』・・・なかなか刺激的な本だ。そして今の時代に即していないように思える本だ。

 

だから、僕もローマ時代の歴史を楽しく読むような気持ちで本を手にとっていた。

 

しかし、ページを読み進めるごとに、背筋が寒くなるような気持ちになっていた。何故ならば、この本で書いてあるようなことは、現代の日本でも当てはめることができてしまうからだ。

 

何千年も時が経ち、国が違い、制度が変わり、テクノロジーが発達していても、人の本性が変わっていないようだ。

 

先日、国民的アイドルグループのSMAPがジャニーズ事務所からの脱退騒動を起こしたあげく、テレビで謝罪させられていた。完全にファン向けの謝罪ではない。ジャニーズ事務所のお偉方への謝罪だ。トップアイドルを20年以上やっている彼らでさえ、「高給取りの奴隷」なのだ。

 

この本ではマルクス・シドニウス・ファルクスというローマ貴族の家に生まれた設定の架空の人物に奴隷の活用法を語らせるという形で出来ている。これは著者のジェリー・トナー氏だけでなく、訳者の橘明美さんが上手いのかもしれないが、まるでマルクスという人間が本当にいて、時空を超えて、イキイキと語っているような錯覚を覚える。

 

具体的には、奴隷の買い方から、扱い方、性の問題、罰の与え方などが書かれているが、それは経営者が社員を雇用する際に考えるようなことが、はるか昔の時代の人なりに真剣に考えられていたということがわかる。

 

そして、マルクスは語る。ギリシャ人は生まれた時に主人か奴隷か自由人か決まると。しかしローマ人の多くはそうは考えない。さらにマルクスがいうには、主人とは学んでなるものだと。

 

これはある意味で希望のある話だ。しかし、現代の日本ではその希望を利用して、さらに奴隷の深みに嵌める人間がいる。まあ、昔もそうかもしれないが。

 

なので、この本は主人になりたい人が読む本と紹介してもいいが、逆に現代の奴隷と言われる社畜の人が読んだほうがいいものだと紹介したほうが親切な気がする。

 

もし、この書評が気に食わない人がいるとしたら、それは絶対にこの本を読んだほうが良い証拠だ。そして、この本を読んで、自分の置かれている立場に恐怖し、自分たちを利用しようとしている人間を憎み、そして、今の立場から抜け切ることをオススメしたい。

 

奴隷のしつけ方

奴隷のしつけ方

 

 

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